日帰り手術までの流れ

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まずは外来診察にて、ガイドラインに則った上で、診察と検査で日帰り手術の適応かどうかを診察と検査で判定します。適応であれば、患者さまのご希望やご予定を伺いながら、手術の日程を決定します。

その後、手術に必要な術前検査(血液検査・心電図・レントゲン等)を実施し、安全に麻酔および手術ができるかをチェックします。あわせて、手術の説明や同意書の補足説明をさせていただき、服用しているお薬を休薬する必要がある場合は、かかられている医療機関と連携し休薬手配を行います。手術日までに数回来院いただく必要があります。

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「手術当日の注意」をお守りいただき、予約時間にご来院ください。所要時間は手術の種類により異なりますが、術前処置や、麻酔から覚めるまでお休みいただく時間を含めて、概ね半日程度となります。当院では手術室勤務経験のある看護師が術前から術後まで一貫してサポートさせていただきますので、ご不明な点や不安な点がございましたらご相談ください。

術後は麻酔が覚めたことを確認しましたら、付き添いの方と一緒にお気をつけてお帰りください。ご自宅では、翌日まではベッド等で安静にしてお過ごしください。ご心配なことがございましたら、ご遠慮なく当院へお電話ください。

手術当日の注意

患者さまには当日、日帰り手術を受けるベストコンディションで来院していただきたく思います。
そのため、以下の点についてお守りくださいますようお願いいたします。

胃の中にものが残っていると麻酔中にもどすことがあり、窒息や肺炎など命に関わる合併症につながります。麻酔前に胃の中を空にしておくために、食事や水分摂取については、説明通りの制限を厳守してください。万一守れなかった場合は手術を延期いたします。

麻酔を使用するため、帰宅時は自転車や自動車の運転ができません。できる限り送迎をお願いします。またご帰宅後の安静期間にはご家族などの成人の方の付き添いをできるだけお願いいたします。

風邪や下痢など体調の悪いときには、手術を延期した方がよいこともあります。手術当日までに体調に変化がありましたら、すみやかにご連絡ください。

手術当日は麻酔が覚めるのを待ってご帰宅となりますが、麻酔後の影響がありますので、翌日まではベッド等で横になり、安静にしてお過ごしください。自動車や自転車の運転はできません。

発熱や傷の痛み、むかつきなどが起こることがあります。あまり重篤でないことがほとんどですが、改善しないこともあります。また、薬のアレルギーなどで重篤な状態になることもまれにあります。夜間にご心配なことがありましたら、ご帰宅時にお渡しする緊急連絡先まで遠慮なくお電話ください。院長が対応いたします。

また、術後に重篤な合併症が発生した場合や、何らかの理由によりご自宅での療養ができなくなった場合は、院長の判断により連携病院へご入院いただく場合もあります。